こんにちは。
戸塚国語塾の前田です。
中学受験国語で必要なテクニック第一弾は傍線部を一文に伸ばすです。
これはどういうことか説明します。
文章中に問題に関係する箇所に傍線部が引いてあります。
具体例を出してみましょう。
例
①「生態系サービス」に入ってしまいます。
設問には傍線部①はどういうことは説明しなさい。
と書いてあります。
この時に傍線部①だけを見てをイマイチ答えがはっきりしません。
そこで、今回の傍線部を一文に伸ばすと次のようになります。
そうすると①「生態系サービス」に入ってしまいます。
伸ばすことによって直前の言葉【そうすると】が現れます。
この指示語にこそ答えのヒントが隠されています。
指示語が何を表しているかを確認することで答えが見えてきます。
このように傍線部を伸ばすことで答えのヒントが隠されているので、必ずこの作業をしましょう。
なぜ傍線部は不親切に中途半端に線が引いてあるのでしょうか?
それは問題作成者が答えを分かりづらくしているからです。
言い換えれば問題作成者の意図を読み取り、答えのヒントを見つけることが出来れば答えは見つけやすくなります。
今回は指示語がヒントになっていますが、傍線部を一文に伸ばすことで、指示語以外にもいろいろなヒントが隠されています。
傍線部を一文に伸ばすと言う作業は誰でもできるテクニックです。
今までやっていなかった、と言う方はぜひやってみてください。
よろしくお願いいたします。
戸塚国語塾
代表 前田 剛志
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